最近髪の毛が減ってきた?それってAGAかも?AGAとは?
AGA(エージーエー)とは、Androgentic Alopeciaの略で男性型脱毛症のことです。
おでこが広くなりだんだん生え際が後退していくタイプや、頭のてっぺんから丸く薄くなっていくタイプ、この二つが同時に起こるタイプ、人によって脱毛の進行は様々。最近髪の毛が減ってきたなと感じたらAGAを疑ってみる必要があるかもしれません。
AGAはなぜ起きるのか?原因と仕組み
頭の毛のボリュームが減ってくる・生え際が後退してくる・頭頂部が薄くなるなどのAGAの原因は、男性ホルモンの急激な増加や変化が毛根に影響を与え、正常な髪の毛の生え変わりのヘアサイクル(毛周期)を乱してしまうからです。
毛周期(ヘアサイクル)の仕組み
毛は以下の3つの期間を1つの周期として、成長したり抜けたりということを繰り返しています。
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通常であればこのサイクルを繰り返し、髪の毛が減っていくことはないのですが、この正常なヘアサイクルが乱れ、成長期が通常より短くなってしまうと、毛髪がしっかりとした太さや長さまで成長せず、成長期を終えてしまいます。
これを繰り返すことで髪の毛が細く薄く弱くなり、いわゆるハゲと言われる状態になってしまうのがAGAです。
また、人間の毛乳頭細胞は、成長期から休止期までの1サイクルを40回から50回繰り返すと、もう細胞分裂をしなくなり薄い毛さえなくなっていきます。
AGAチェック
祖父母に薄毛の人がいる
以前に比べ抜け毛が増えた
以前に比べ髪の毛のコシやハリがなくなり産毛のような細く短い髪の毛に変わってきた
髪の毛をセットする時に以前のようなボリュームが出ない
薄毛が徐々に進行しているのを感じる
額の生え際が後退してきた
頭頂部の髪の毛が薄くなってきた
おでこの生え際と頭頂部の両方が薄くなってきた
以上のチェックで、3つ以上あてはまるものがある場合、あなたはAGAである可能性が高いです。
手遅れになる前に、AGA治療専門病院でカウンセリングを受けることをおすすめします。
AGAでない場合も、カウンセリングを受けることで別の薄毛対策が見つかるはずです。
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病院に行かなくてもオンラインでAGAカウンセリングを受けられる病院もあります。
市販で何とかする?薄毛の治療方法
もしかしたら自分の薄毛はAGAかも?と思ってもAGA治療の病院に行くのが恥ずかしかったり、時間がなかったり、費用がかかりそうという理由で、とりあえず自己流の方法で薄毛対策をしている人も多いはず。
薄毛治療で思いつく代表的な治療方法を検証してみます。
育毛シャンプー
薄毛が気になってきたから、とりあえずシャンプーをスカルプDやサクセスなどの抜け毛に効果がありそうなシャンプーに変えてみたという人も多いでしょう。ドラッグストアなどで市販されている薄毛対策のシャンプーは、頭皮の毛穴に詰まった皮脂を取り除いて頭皮を清潔に保つという効果があるだけで、育毛効果はありません。
育毛剤
ドラッグストアや通信販売で売られている市販の育毛剤の多くは「頭皮の血行を良くする成分」「頭皮を清潔に保つ成分」「毛の細胞を活性化させる成分」が含まれています。
AGA治療に効果的な成分である「ミノキシジル」が入っているのはリアップという製品だけ。リアップは少量でも7,000円ほどするので、とりあえず自己流で使ってみるには少し高い金額。
AGA治療病院で使われるAGA治療薬は「フィナステリド」や「デュタステリド」「ミノキシジル」などがあります。どれが自分の薄毛にあっているかというのはやはり専門医に判断してもらう方がより効率的に薄毛の治療ができるので、自己判断で育毛剤を使うのは避けた方がいいでしょう。
サプリメント
ドラッグストアやコンビニでも簡単に買えるのがサプリメント。薄毛に効くということで売られているのは「ビオチン」「ノコギリヤシ」「亜鉛」など。
DHCからも買い求めやすい価格とサイズで販売されています。問題はこれらのサプリが本当にAGAに効くのかということ。いくらサプリメントの値段が安いとはいえ、効かないものにお金を出すことも時間をかけて、効果的なAGA治療の時間を失っているのはもったいないことですよね。
薄毛に効くと言って売られているサプリメントは発毛に効果はありません。なぜならAGAに効く成分は医薬品にのみ含まれているので、市販のサプリメントに入れることができないからです。
内服薬の個人輸入
フィナステリドやプロペシア、ミノキシジルを配合した内服薬を海外から買って来る人もいます。
処方箋が必要な薬を処方箋なしに手に入れられるサイトはかなり危険な可能性があります。
全く必要な成分が入っていなかったり、日本では認可されていない成分が入っていたり、逆に薄毛に悪影響になることもありえます。
自己判断でAGA治療薬を飲むことも、正しい治療法とは言えないので必ず専門医に相談し、どの内服薬が自分に必要なのかを判断してもらうことが必要です。
AGA専門病院で治療をするメリット
専門的な治療が受けられる
自分に合った正しい治療がわかる
病院での治療方法
内服薬
AGAの内服治療薬によく使用される成分は以下のとおり。
フィナステリド(プロペシア)
AGAの主な原因物質はジヒドロテストステロンという男性ホルモン。薄毛が進行し始めた頭皮を調査すると、多量のジヒドロテストステロンが確認されます。
フィナステリド(プロペシア)はジヒドロテストステロンが作られるのを阻害し、抜け毛を防ぎます。
デュタステリド(ザガーロ)
デュタステリド(ザガーロ)はフィナステリドと同じように、AGAの原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑える効果があります。
ジヒドロテストステロンを合成する物質は「5αリダクターゼⅠ型」「5αリダクターゼⅡ型」の2種類があり、フィナステリド(プロペシア)は「5αリダクターゼⅡ型」の生成だけを阻害するのに対し、デュタステリド(ザガーロ)はその2種類両方の生成を抑制します。
今までフィナステリド(プロペシア)では効果がなかった人も、デュタステリド(ザガーロ)の内服で効果が出てきており、今注目されているお薬です。
外用薬
ミノキシジル
ミノキシジルは内服薬としても使われますが、主に頭皮に塗ることで、髪の周期の成長期の時間を延長し、対抗期に入るまでの時間を遅らせます。成長期を伸ばすことで太くてしっかりした髪の毛を生成することができるようになります。
また、髪の毛が成長をやめる休止期を早く終わらせ、早く成長期に移行させる効果もあり、発毛を促進します。
育毛メソセラピー
育毛メソセラピーは、フィナステリドやミノキシジルなどの薄毛に効果的な成分を配合したAGA治療薬を頭皮に直接注射する方法です。
発毛効果のあるフィナステリドやミノキシジルの他にも、以下のような発毛を助ける成分も配合し、より治療効果を促進します。
- インスリン様成長因子
- 線維芽細胞増殖因子
- 血管内皮増殖因子
- コエンザイムQ10
- ビタミン
HARG治療
HARG治療は成長因子を含むタンパク質を頭皮に注入して、発毛機能を蘇らせるという再生医療の方法。
成長因子を注入した後は、細胞が活性化します。なので、それ以上成長因子を注入しなくても成長因子を自ら分泌し続けてくれるので治療が終わっても発毛効果が続きます。
AGA治療を始める時期
- 生え際が後退してような気がするけどまだ若いしそのうち治るかも
- 今はストレスがたまっているからはげてきただけ。ストレスがなくなれば髪も生えてくるはず
- タバコやお酒を減らせば、生活を改善すれば毛も戻って来るかも
- 今は忙しいから、時間に余裕ができたら薄毛治療を考えよう
- 薄毛は気になるけど、病院にいくほどでも・・・
- 薄毛専門の病院に行くなんて恥ずかしいしめんどくさい
こんなことを考えながら、薄毛治療を後回しにしていませんか?
AGA治療は、基本的には男性ホルモンによって乱れてしまった毛の成長周期を正常に戻して、細く薄くなってしまった毛を太くしっかりした毛に戻すというもの。
毛は成長→退化→抜けるというサイクルを繰り返し、のびたり抜けたり新しい毛を生やしたりを繰り返しています。
そのサイクルは一般的に一生に40〜50回と言われています。
つまり40回ほどサイクルを繰り返すと、もうその毛穴から毛は生えてきません。そうなるともう手遅れ。
サイクルの残り回数があるうちに、AGA治療で正常な髪の毛を生やしておく必要があります。
あと何回毛の成長サイクルが残っているかなんてわかりませんよね。なので、できるだけ早く始めるのがベスト。
まずはネットからカウンセリングを申し込み、病院で診察を受けないといけないという状況を作ってしまいましょう。
カウンセリングは無料。病院に行くか迷っているよりも、診察を受けてから治療をうけるかどうかを考えたほうが絶対いいです。
薄毛治療は早ければ早いほど効果的
病院を選ぶポイント
カウンセリングが無料か
後悔しないAGA治療を受けるためには、いくつかのAGA治療クリニックでカウンセリングや説明を受け、費用や治療内容で納得できる病院に決めることが大切。
はじめてAGA治療クリニックに行く時は最初の一歩の勢いや勇気が必要ですよね。カウンセリングが無料ならその一歩も軽くなるはず。
初診料と初回カウンセリング無料のAGA治療病院をいくつか行ってみて、病院の雰囲気やスタッフの対応などをみてみましょう。
AGA治療を専門とした医師がいるか
AGA治療は最近一般的になってきましたが、AGA治療を行っている病院にAGA治療の専門医がいるとは限りません。
安心して、治療をまかせるためにもAGA治療の専門医がいるかどうかをチェックしましょう。